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3日目はweb小説感想詰め合わせ

こんにちは!

今日は前回の反省を生かし、予約投稿を利用してみました。ちゃんとできてますかね?

3回目は昨日からのweb小説の流れに乗って、別の作家さんの作品の感想です。今回はひとりの作家さんではなくてテーマに沿っていくつか作品を挙げさせていただこうかな。

「かわいい」web小説

『Be mine』 はな さん

ヒロインとヒーローがめちゃくちゃかわいいです。ちょっと変わり者のヒロインが魅力的。本編は主人公である男の子視点から描かれるので、余計に魅力的に見えるのかも。主人公は「あの子に『好き』と言わせることが出来たら付き合う」とクラス1の美人に言われ、軽い気持ちで彼女と接するうちに本気で彼女のことを好きになっていくという、少女漫画的王道! 王道っていいですよね! これでまた素敵なのが、別に主人公が嫌なやつではないというところ。最終的にふたりの間に流れる独特の雰囲気が素敵。ほのぼのしてて、かつ甘い。

『不協和二重奏(ディソナンスデュオ)』 卯花ゆき さん

剣士の家に生まれ、剣一筋で生きてきた少女・マーシャル。剣師団の見習いに申し込んだはいいものの、なぜか手違いで魔法師団見習いとして働くことに。そこで出会う少年と喧嘩しながら、少しずつ互いを認めていく。なんというボーイ・ミーツ・ガール! 大好物です。この作品はもう言葉選びが素敵で。ヒーロー役であるユンスティッドの視点で紡がれる物語のもどかしいこと! 彼のやさしさと、彼女の持つしなやかな強さがたまらない。

『和菓子さま 剣士さま』 鹿の子 さん

高校三年生にしてようやく青春を謳歌できるようになった慶子さん。和菓子と和菓子屋の若旦那(?)という未知との遭遇を経て、和菓子を好きになり、剣道部に入部し、若旦那改めクラスメイトを尊敬し、青春する。語り口調が作品にマッチしていて素敵。品がある。慶子さんの性格と語り口が、ほんわかとした作風を作り上げていて、小説なのにまるで和菓子を食べている気分。甘いけど、生クリームのようにくどくない、やさしい甘さ。もう主人公の慶子さんがいじらしくて可愛らしくて。和菓子についても知ることができて、おもしろい。

『お隣は貴公子』 みくも さん

「ふみさん、助けて!」「そっからかー。銀次マジ、そっからかー」美しすぎてなぜか美女から猟奇的なアプローチを受けやすい淵野銀次郎を(時折もらうおいしい食べ物のためしかたなく)フォローしているOL・平間ふみ。そんな温度差のあるふたりの日常。銀次郎はかわいいし、「正義は死んだ」って、ふみさんはどこへ向かっているの? ハードボイルド? 男らしいふみさん、素敵! やっぱり大事なのは関係性ですよね。そこがしっかりしてさえいれば、どんなシチュエーションにだって、セリフにだって意味がある。にやにやしてしまう。

とりあえず一応、断っておきますと、掲載の順番に意図はありません。気の赴くままに書きましたので。ぜんぶ、もれなく大好きです! 今回挙げさせていただいた作品はすべて中編くらいの長さなので、ちょっと時間があるときに手軽に読めて非常によいです。

おすすめ。

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追記2/4:タイトル変更

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