OFF/旅RTA回顧録
――全部OFFにして出かけよう。
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久しぶりに筆を執りました。
今回はタイトルのとおり、東海ツアーズが広告タレントにIDLiSH7を迎えた企画「OFF/旅」で実際に旅行をしてきた回顧録となります。
企画としての「OFF/旅」は残すところ1か月を切りましたが、OFF/旅するのはまだこれから……という方もいらっしゃるはず。この先はパンフレット等のネタバレが含まれますので、どうぞご了承されたし。
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マネージャーの皆さまならばご承知されていることと思いますが、OFF/旅の企画は実は静岡で3回目(1度目は京都、2度目は愛知)。
わたし(森戸)は、3年目の……新参をようやく抜け出した……マネージャーなので、前回までの企画には残念ながら参加できていません。そのため、今回、東海ツアーズさんが京都・愛知のパンフレット再販をしてくださったのが大変に有難かった。
さて、3回目となる静岡では、静岡を縦に三分割してそれぞれにユニットが宛がわれました。
パンフレットは地域ごとに固定で、ランダムではない。これもマネ友の少ないわたしには有難い話です。
ちなみに担当地域はこんな感じ。
西部(浜松周辺) :ピタゴラ(二階堂大和、和泉三月、六弥ナギ)
中部(富士宮周辺):フラウェ(七瀬陸、和泉一織)
東部(熱海周辺) :MEZZO”(四葉環、逢坂壮五)
わたし(森戸)は基本的に箱推しです。
しかしながらそれだと破産しかねないので、目下のところ、四葉環さんを最推しとさせてもらっている(特にMEZZO”の環が好きだ。相方のそーちゃんさんとの「欠けた場所が同じ」者同士、他の誰とも共有できない寂しさを抱えたまま隣にいる、そんなふたりが好きだ。最近は万理さんが間に入ることで安心して見ていられるようになった。ありがとう万理さん)。
そんなわけで、今回の旅は1泊2日でパンフレット回収RTAをしつつ、観光は東部中心に見て回ります。
1日目
いざ、OFF/旅!
静岡(中部)、浜松(西部)が日帰り、熱海(東部)が泊まりの旅程です。
眠気と戦いながら新幹線に揺られて三島に到着。さっそくパンフレットをもらう。
引き換え場所は出口すぐのベルマートキヨスク南口。改札を出る前にもキヨスクがあるが、きちんとすべての改札を出た先が目的地です。
そしてここには熱海サンビーチでプリン片手に微笑むそーちゃんのポスターが掲出されています。
ただし、自動扉の近くのためガラス越しにしか写真が撮れない+人通りがそこそこある駅前なので、個人的には難しさを感じました。
パンフレットをもらったその足で「ふじのくに家康公切符」で沼津へ。
目的地は「甘味処どんぐり」さん。
可愛いアーケード街(キン肉マンミュージアムがある……すごく目立つ……)を通って行くそこは環ソロショットポスターの撮影場所で、テレビでも紹介される人気店。わたしは10時30分頃に到着しました。開店前にもかかわらず、すでに行列が。ちなみに平日である。
並んでいるのは、同じくOFF/旅を楽しむマネージャーと思しきお姉さま方。
モンちゃんやドンぬいを持って写真撮影に勤しんでいたり、痛バを持っていたり、公式トートバッグを持っていたり。お仲間がたくさんで嬉しい限り。
ちなみに、この日は10月も末だというのに、静岡は23度ほどの気温で日中は半袖でも十分過ごせました。むしろ待ち時間は晴雨兼用の傘を日傘として使用したほどなので、動き回るなら暑かったと言ってもいい。
さて、11時になりいざ入店!―――とはいかず。
一組ずつ店員さんに案内されるため、入店を許可されるのをもうしばらく待つことに。
なお、食券制のためあらかじめ頼むメニューを決めておくのが吉。
入店するとすぐ右手に、環のポスター!
しかし後ろが詰まっているので写真は退店時に撮ることにして、ポスターとパンフレットにあった「フルーツポンチブルー」と「ピンキーパンチ」、載ってはないけど食べたいしょっぱいもの部門で「磯部もち」を購入。
席の前に流れる川(?)をどんぶらこっこと揺られる桶を待ちます。
待っている間も、皆さんのかわいいモンちゃんが並んでいるのが見えて眼福でした。
席の前に地名のライトがあって、頼んだものが流れてくるときに光るので、シャッターチャンスはどうか逃さずに。
肝心のお味も――大変、美味でした!!
炭酸が苦手なのでどうだろうと思っていたのですが、たくさんのフルーツのおかげで飲みやすい!
お色味も鮮やかで、夏に来れたら実に涼やかだったろうと思います。
あと、お隣のお姉さまがうどんを頼んでらして、お出汁のい~い匂いがして、釣られてお腹が減ってしまいました……笑
そして、どんぐりさんではレコードをかけるためのジュースボックスが現役で動いており、マネージャーのお姉さまが1曲リクエストしているところに出くわしました。なんたる幸運……
曲は「なんてったってアイドル」!
店内は静かな盛り上がりを見せていました。
さて、お腹もくちくなったところで、ここからはパンフ引き換えRTAのはじまりです。
まず三島に戻って新幹線で静岡へ―――の前に、新幹線に乗るまでの微妙な時間で三島駅前のヴィドフランスで三島コロッケを購入しました。
え、ヴィドフランスでご当地総菜を!?
二度見しましたよ……だってあの近所にもあるチェーンのヴィドフランスで……
公式に三島コロッケを卸しているお店を三島市がホームページで紹介しているので、詳しくはそちらをご参照ください(みしまコロッケ認定店と協力店を紹介します|三島市)。
コロッケパンもありましたが、お腹の空き容量の関係でコロッケのみ。
そんなこんな新幹線でコロッケをほくほく食べつつ静岡へ。
静岡ではほとんど観光の時間は取れません。パンフレットでのメンバー集合写真場所となっている駅前の「模型の世界首都」でパシャリ。メンバーのポスター前でパシャリ。
わたしは観光案内所でパンフレットをもらいました。こちらには陸のポスター。とっても可愛い。海鮮丼が食べたくなります。
グランドキヨスクには一織のポスター。柱の電光掲示板(?)に掲出されているのですが、狭い廊下に向かっているためこちらは少し見つけにくい……そして撮りづらい……
次いで、静岡から浜松へ。
ここはパンフ引き換え場所が密集していますね。
グランドキヨスクはマネージャー歓迎のお手製案内があるため入りやすいですが、その分混んでいるように見受けられました。ここには大和さんのポスターがあります。この大和さん、めちゃくちゃ可愛い。いいポスターですよね。撮った人にグッドカメラマン賞あげたい。
ちなみに、観光インフォメーションセンターは空いてましたので、わたしはこちらでパンフレットをもらいました。この前にナギのポスターです。
そして、そこから少し離れた場所のキヨスク前に三月のポスターが。人通りが多いうえに、狭いお店の前なので、タイミングで撮る難易度が変わるかも。
そして、ここ浜松での目的は、ズバリ「さわやか」です!
三月のポスター撮影場所でもある「炭焼きレストランさわやか」は、実はOFF/旅以前から行きたかった場所でした。好きな作家さんが静岡にお住まいで、さわやかのハンバーグのことを口にしていたので、密かに二重の聖地巡礼だったのです。
そうして伺ったのは、遠鉄百貨店にある「さわやか」さん。早めの時間を狙っていったので、5分ほどで席に案内されました。ラッキー!
入り口に三月のポスターが。なんと期間中は静岡の「さわやか」さん全店舗に三月がいます!
この三月もめちゃくちゃ好き! アイドリッシュセブン知らない人に見せても「可愛い」って言ってもらえたので、三月の可愛さは幻覚じゃない。
ポスター前にオレンジ色をメインにした花束が飾ってあったのが素敵で、嬉しかったです。
写真が下手ですみません。
わたしが頼んだのは三月と同じ「げんこつハンバーグ」――――ではなく、その一つ下のグラム数の「おにぎりハンバーグ」です。
げんこつは250g、おにぎりは200gです。
わたしは比較的小食なので、正直に言って、おにぎりでも厳しかった。腹が破裂するかと思った。
美味しかったんですが、わたしの胃袋が拡張されない限り、再来店は難しいかもしれません……
腹ごなしに近くにあるというポケふた(ポケモンマンホール)を探したのですが、見つからず。探すと見つからないんですよねぇ、あれ……
そうして浜松から熱海へ。
ホテルを熱海で取っていたので初日はこれにて終了です。
2日目
本格的な観光はすべてこちらに詰め込んだため、やはり早起き必須です。
ホテルで軽く朝食を摂り、伊豆パノラマパークへ。
帰りの新幹線を熱海からにしたので、荷物は朝のうちに熱海駅のロッカーに預けて身軽になります。
バスで下りた伊豆の国市役所前からパノラマパークまでがちょっと分かりづらいかな? 距離としてはそんなに遠くないんですが……
バスで来た道を少し戻る形になります。碧テラスの看板の方が目立ちました。
天気はまぁまぁ。
曇りですが……わたしと同行者は雨女のため、雨が降らないだけ良い天気だと思うことになります。
初日と比べると肌寒いくらいの気温です。わたしは上着が必要でした。熱海の方が海に近くて寒いのかもしれません。
ロープウェイが想像の3倍くらい、ゴウンゴウン揺れます。
完全にディ〇ニーのアトラクション感覚です。特に上にのぼる時の出だしが一番揺れます。
早すぎたのか、ほぼ一番乗り(前にお一人ぐらいしかいなかった)だったため、スタッフさんが「おはようございます!」とお出迎えしてくれました。チョットコワイ……
頂上の葛城珈琲で、環とそーちゃんが飲んでいたドリンクをオーダー。
左手のオレンジが「葛城サンライズ」、右手の鮮やかな水色が「駿河オーシャン」。ドリンク等を購入した人が入れる席でいただきます。
駿河オーシャンが炭酸で、葛城サンライズはほぼオレンジジュース。どちらもとっても美味しかったです! でも肌寒い季節にはちょっと寒いかな!! 夏場なら本当に涼やかで極上だったことでしょう。
お腹に余裕さえあれば伊豆ブラックカレーや、対面にあったお団子なんかも賞味したかったところですが、まぁ、ないものねだりはやめましょう!
そうこうしているうちに少しだけ雲が晴れて富士山が見えました! やっぱりいいですね。富士山、自然と拝みたくなる威容だ。こういうとき自分が日本人だと感じます。
ちなみに、パンフレットでMEZZO”のふたりが座っているのは未購入者でも座れる席ですが、人が多くなってくると写真撮影はなかなか難しい位置に感じました。碧テラスから富士山を撮ろうとすると、どうやっても入ってしまう場所なので……早朝の、人が少ない時間が、ゆっくり写真が撮れておすすめです。
さて、時間もないことですし、このまま修善寺へ向かいます。
目指すは「修善寺プリン工房」!
環ファンとしては、この旅はもはやプリン行脚といっても過言ではありません。
思っていたより小さいお店です。
パンフレットに掲載されていたクラシックプリンを店内でいただきます。
食べている間にも次々とやってくるMEZZO”ファン……鞄から出てくるモンちゃんたち……なんていい気分なんでしょう……
腹ごなしに竹林の小道を散策したり、足湯に浸かってみたり(歩きどおしだったので大変助かりました)、修善寺にお参りしたり、とっても有意義に過ごせました。
お参りといえば、修善寺の御朱印も素敵でした! 書置きタイプなので御朱印帳を忘れてしまった方でも安心してお願いできます。
あぁ、そういえば足湯の近くで探してないポケふたを見つけました!笑 探してないと見つかるんですよ!!
そうしましたら熱海へ引き返します。
最期のプリン、大行列必須の「熱海プリン」を食しに行くのです。
いやぁ、並びました。
行ったのは少し足をのばして2号店。時間にして30分ほどでしょうか。普段は人込みを避けて生きているので、こんなに並んだのは「どんぐり」と「熱海プリン」が初めてかもしれません。
仲見世通りにある熱海プリンカフェ(1号店)は横切った時、とんでもない混みようでした。いったいどれほど待つのでしょう。
このあたり、お手洗いが見当たらないので(公衆トイレは海までないのかも)、駅で行っておくのがいいかもしれませんね。これから寒くなりますし……
プリンセットをネットオーダーして持ち帰りが決まっていたので(前日午後3時までのオーダーが必要です!ご注意ください!)、当日はその場でしか食べられないものをと、2号店限定「プリンパフェ」と季節限定「かぼちゃプリン」を選択。
失敗したなと思ったのが、このプリンパフェ、ほぼアイスクリームなんですよ! 寒い!!
こんなことなら同じく店舗限定のモンブランにすれば良かった……いや、値段が倍くらいしたからボリュームがすごいのではと慄いて止めたのですが……
かぼちゃプリンはめちゃくちゃ美味しかったです! 家に帰ってから食べた他のプリンも、並ぶのも納得の美味しさでした。もう一個の季節限定のマロンプリンも食べてくれば良かったなぁ。
ちなみにここはそーちゃんポスターも飾ってありました。
さて、旅の締めくくりは熱海サンビーチです。
そーちゃんのポスター撮影場所である熱海サンビーチ……
小さいビーチですが、美しい場所です。砂浜が細やかで少し歩きにくいくらい。
わたしもそーちゃんさんと同じポーズで記念写真を撮ったのですが、同じことをしているマネージャーのお姉さま方がいて、思わず「そうだよね……」と謎の共感をしてしまいました。
熱海駅からサンビーチまではかなりの下り坂。下るのはもちろん、帰りの登りは旅で疲れた足にはかなり堪えます。距離はさほどではありませんが、帰りはバスに乗ることにしました。
バス停はホテル(ホテル名は失念しました……)の目の前。貫一とお宮の像がお見送りしてくれます。
上り坂をぐんとのぼっていくバスの中で、旅の終わりを感じました。
終わりに
3か所のパンフレットを一度の旅程でゲットするという自主的RTAを開催したおかげで、「全部OFFにして」というよりは「全力疾走で」という感じになってしまいましたが、大変楽しく過ごせました!
特に、どこに行ってもマネージャーのお仲間がいるというのがとても心強く感じました。ライブ会場とはまた違う一体感ですね。
中部や西部にも、今回は行けなかった場所にもまだまだ観光スポットがあるので、今度こそ「全部OFFにして」旅がしたいです。
ありがとうございました!!!!!!!
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