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Burn my dread

――恐怖を、焼き尽くせ。

こんにちは! こんなテンションで挨拶するタイトルじゃないですね!

昨日はえしぇみるが更新してくれました。ありがとう、えしぇみる。そこでも触れていましたが、200アクセス! 確かユニークアクセス数で設定した覚えがあるので、200のPCやスマートフォン、タブレットなどでご覧いただいたということになります。ありがたやー。これからも精進してまいります。

さて、チャレンジ10日目。今日はちょっと昔のゲームの話です。

『ペルソナ3 ポータブル』 アトラス

通称、P3Pと略される、2009年に発売されたゲームですね。もともとプレイステーション2用のソフトとして2006年に発売されたペルソナ3をPSPに移植した形になります。移植の際に追加された要素(具体的には女主人公の追加など)もあります。

これ、すごい好きなゲームであるのと同時に、実はまだクリアできていないゲームでもあります。PSPの充電がすぐ切れてしまって、なかなか起動しなくなってしまったことが敗因でしょうか。それとも結末を知ってからのプレイだったのが原因でしょうか。それに最近、画面が小さく感じるんです……歳ですかね……。あぁ、大きなプレイ画面が恋しい……前は起動するのが面倒とか言って、携帯ゲーム機派だったのに。しかしP5も気になる。でもゲーム機本体がない(これ、Switchの時にも言った覚えが……)。

ともあれ、クリア間近まで進めたデータは女主人公でのプレイデータでした。なんと女主人公でプレイすることによりとあるキャラクターの死亡ルートが限定条件下において避けられるようになるというのです! すごい! 限定条件っていうのがそのキャラクターの好感度最大まであげるっていうのなんですけどね! 絆の力は偉大だな!!! えぇ、もう全力で回避しましたとも。せっかく一緒に戦った仲間ですものね。でも一度はオリジナル版である男主人公における死亡ルートも見ておきたいです。

全体的な印象としてスタイリッシュ、それにつきます。このカッコ良さに惹かれて、どうにかスタイリッシュな文章が書けないかと思案したこともありましたが、無理でしたね。わたしの力量ではただの簡潔な文になりました。スタイリッシュさは絵の特権です。また、タイトルに選んだ「Burn My Dread」はP3のOPテーマですが、これもすごく好き。起動させるときに思わず聞いてしまう。カッコいい……。Burn My Dreadもそうですが、イラストの色使いやシナリオが、そこはかとなく陰鬱で、薄暗い雰囲気がゲームの中に漂います。日常BGMがポップなのも相まって、その時間の異常さが際立ち、また終わりが近くなると日常の軽さに強烈な違和感を受けます。知ってしまえば日常がいかに脆く、危ういものか、恐怖を抱かずにいられない。知らない方が幸せ、というのを考えてしまってもしかないでしょう。

それはそうと、わたしはピストルを模したペルソナ発動時の動作が好きです。キャラクターの個性が現れていて、それぞれ違うのがまた細かく、憎い演出。memento mori――死を想えっていうのが……もう、心臓撃ち抜かれましたよね。自ら引き金を引くことで、主人公たちはそれこそ数え切れないほど、死に相対するわけです。死への恐怖を乗り越えて、という意味と、死んでまた生まれ直す(生き返るのではない)というプロセスにも魅せられました。弱い、嘘の自分はいなくなって、強い自分、なりたい自分になるんだっていう。ペルソナは「仮面」の意味を持つ言葉ですけれども、ゲームの中では、たぶん、普段の日常で装っている自分こそが仮面を被っていて、「ペルソナ」=もうひとりの自分が、噓偽りのない姿だっていう表現なのではないかな。自分では把握しきれていない、奥底での願いとか、深層心理みたいなものの表出が「ペルソナ」なんだろうと思うので。

それにしても当時のわたしはなぜプロテイン先輩を(死亡ルートあり、小学生、高校の先輩の基本三択)一番まともだと思ったのか。奴は恋を知らぬ。そして肉とプロテインだった。そのことと告白シーンだけは今もはっきりと覚えている。なぜ美人の主人公ちゃんもそれに付き合って筋トレと肉とプロテインにならねばならないのだ……。

いつかちゃんとクリアしよう。

今回の長い記事を書いて、改めてそう思いました。

それでは。

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