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大丈夫、一人にはしない。

お久しぶりです!

GWは別の意味でゴールデンな感じだった森戸ですが、たぶん、えしぇみるの方もそうだったでしょうね……というか、えしぇの方が大変だったのではないかなぁ……

とまれ、ようやっと取れたお休み! やっふー! ダラダラ自堕落に過ごしてやるぜ!

――と行きたいところですが、お預けにしていた読書感想をしたいと思います。

今回はテンションがやたら高いので、皆さまお気をつけて読んでくださいまし。

『死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録』 古宮九時 著

読みました! やっと読めました! 古宮さんのご本! トラヴィアータは辛そうなのでまだもうちょっと寝かしておきます……買ったんですけど、絶対、つらい。抉ってくる(確信)

アスキーメディアワークスから昨年2017年11月に出版されたこちら。メディアワークス文庫からは古宮さんの本は初めて出ました。が、同文庫から続いて、上にちょろっと出した『純真を歌え、トラヴィアータ』も今年の3月に出版されています。

死を見る僕~は、会話が軽快で、すらすらっと結構短時間で読めますよ。ちなみに「二度読み必至」の帯に偽りなし。まだ読めてないけど。

思い返せる範囲でも、ラストまで読んでからだと「あ~~~そういうことだったのか~~~~!!!」ってなります。

ボケでしかない腕力はすべてを解決してくれるはず系ヒロイン鈴さんとツッコミが追いつかない苦労性の”僕”……古宮さんのヒロインとヒーローの会話が好きです……ヒロインの方が割と筋肉思考なのはデフォですよね???(洗脳されている)

本当の意味で守っているのは鈴さんで、守られているのは”僕”、という構図が堪らなく好きです。守られていたと気がついたとき、彼女のやさしさを思い知る。

ミステリ仕立てなんであんまり語っちゃうとネタバレになっちゃうので語れないんですよ~~~~でもとりあえず鈴さんがアホかわいい。僕もかわいい。なんだこれ平和か。いや、死ぬか生きるかの瀬戸際なんだけど(わたしの頭が大丈夫じゃないから落ち着け)

総括。

鈴さんみたいな突き抜けた変人だけど情の厚い友だちが欲しかったなー!!!

 

古宮九時.死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録.KADOKAWA,2017,297p.

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