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平成を振り返りたい②

こーんばーんはー!

明日から連休という方も多いのでは? みなさんご機嫌いかがでしょうか!

金ローと時間被ってるけど、今日の北南ライブもどうぞよろしく!!!

さて、今日は宣言通り「少女漫画」をピックアップ!

テンションが高い! 眠いのだ、森戸は眠いのだ!!!!!

・カードキャプターさくら

・美少女戦士セーラームーン

・神風怪盗ジャンヌ

・ハチミツとクローバー

・さよならミニスカート

ほい。

では、カードキャプターさくらは思い入れが深いので後述に回すとして、セーラームーンから参りましょうかね。

言わずと知れた大人気作、『美少女戦士セーラームーン』……わたしにとってのセーラームーンは「アニメ」ですね。原作はたぶん読んでない……。アニメも、ウラヌスとか出てきてるのはもう分からなくって申し訳ない。把握できてない。

でもね、わたしの数少ない乙女回路が「プリンセスセレニティ」を忘れさせてくれないんです。プリンセスセレニティには、白い儚げなワンピースやネグリジェへの憧れとか、「お姫様」が詰まってる。

王子様(ヒーロー)との運命的な恋と悲劇、従来の王道少女漫画的展開をしっかりと踏襲した上で、同時に、女の子同士の絆や友情、敬愛、忠誠もある。非日常に放り込まれた、決して「特別」じゃない、世界と恋と友人とを天秤にかけて選べない、普通の女の子の物語。

いや、設定だけ見ると主人公の「うさぎ」はかなり「特別」なんだけど、それを補って余りある彼女の「平凡さ」には、もうお手上げとしか言いようがない。お馬鹿で、まっすぐで、元気なうさぎ。少女らしいセンシティブさと奇妙なほどのお気楽さが同居したあのキャラクター性は何とも言えず素晴らしい。

ジャンヌはね……ジャンヌというか、種村有菜さんなんですが、個人的には平成の少女漫画を語るなら外せないと感じていて。で、種村さんの作品でわたしが最初に触れたのが確かジャンヌだったんですよ。

いやぁ、好きでしたね。この頃からずーーーーっと「怪盗」っていうのに弱いのなんの(怪盗セイントテールとかご存知の方います? あれも好きなんですよ……)

主人公の「まろん」が新体操やってるからって新体操のリボンに憧れがありましたね。あの頃のわたしは素直だった。

種村さんの作品は癖があって、カッコつけというか、ポエミーというか、うん、絵柄にはひっっっじょーに合っているんですが、あれを受け付けられないと読み進められないんですよ。あと終盤になって急にぶち込まれる神話的展開。

それもまた味なんですが、出会うタイミングによっては、かなり影響力があると思います。

ハチクロ、載せるかめっちゃ迷いました……でも、羽海野チカさんは載せたくて、三月のライオンなら少年漫画だし、どっちにしようって。

ハチクロはねぇ、わたしが語ることあんまりないんです。ただ、言葉はそんなに要らなくて、見てもらえばそれでいい。キャラクターたちの語る背中や瞳がうつくしくて、キラキラしてて。最後は、「あぁ、そうやって生きていくことを選んだのね、彼と、彼の生み出すものを愛していたから……あのひとの手を取ることを決めたのね」そうやって静かに涙が流れたのをよく覚えています。

で、「さよならミニスカート」です。

満を持して感がありますねぇ。話題作というか、衝撃作ですか。

エンタメとしての面白いか面白くないか、というところよりもまず、まっさきに「必要な物語」として在る作品であると思います。作品の名誉のために明言しておきますが、もちろん、面白いことには変わりはありません。ただ、それだけメッセージ性が強いということです。

この物語がこの時代に生まれてきたこと、偶然ではない。

はじめて見たとき「あぁ、時代だな」「今、変わろうとしているんだ」と過渡期の中にいることを感じました。これは、意図的に造りだされた時代の使者ですよ。

ジャンプ+でも連載されているようで。これもまた時代を感じます。デジタルでの連載、そして少女と少年漫画の行き来! うーん、すごい。

メッセージ性が強いし、キャラクターの言葉選びが気になるひともいるかもしれませんね。でも、なんだかその違和感さえも意図的なもののような気がするんですよ。勘ですが。

なので、わたしは完結まで多くは語りません。

この作品の行きつく場所に興味がある方は、きっと一緒に見届けましょう。

最後に、カードキャプターさくら。

わたしの中の「戦う少女」の原型。小説のバイブルが獣の奏者なら、漫画のバイブルはきっとこの「カードキャプターさくら」なんです。

主人公のさくらちゃんは、まさしく理想を詰め込んだ女の子。夢と希望と、勇気と信頼、それから、ほんの少しの寂しさと恋。

この漫画は、女の子だってカッコいい!とか、戦える!とか、強くていい!とか、そんなこと言わないんです。さくらちゃんは、さくらちゃんのまま、可憐に、カッコよく、そして時にか弱く、誰かのことを想い、信じて生きている。

あんないい子、なんで存在しているんだろう……成長してから読んでも、擦れて見えないんです。わたしが神聖視しているせいかとも思ったのですが、たぶん違うんですよ。

ともすれば胡散臭く見えてしまうような性格をうまく熟してみせるのは、それが彼女なんだと思わせるのは、細かいエピソードの積み重ねはもちろんのこと、彼女の「笑顔」が一番の要因だと、思うのです。

さくらの浮かべる笑顔は、何も知らない女の子の笑顔じゃない。

彼女は悲しみを知っているし、また喜びも知っている。幸福を貴ぶことができるひと。誰かの悲しみにそっと寄り添うことができるひと――わたしの知っている「さくらちゃん」はそんな女の子だ。

クリアカード編はまだ怖くて読めてないけど、いつかは必ず。

そういえば、CLAMPさんも、まさしく「時代の漫画家」って感じの方たちですよね。ホリックとか、ツバサとか、そっちも好きです。

ではでは本格的に眠いので、本日はこれまで!

明日は「アニメ編」でございます。おやすみなさいませ~

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