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創作強化月間2021 参


どーも、制作進捗報告・今週の当番の森戸です。


昨日は頑張って書きましたよ〜! 本筋の流れは昨日の作業で粗方終了です。

まぁ大枠終わったと言ってもこれから日記やらメモやら細かい部分に入るんですが。

いつまで経っても書き終わらない……


しっかし今回は難産でした……ホントに……

わたしの場合、流れが決まった段階で変更ってほぼないんです。

これはわたしが「考えて創る」というより、「ありのまま書く」タイプだからなんですが。

こう、昔やってたTV番組で、とある彫刻家さんが「木には“正解“の形があって、自分はそれを掘り出してやるだけなんだ」みたいなことをおっしゃっていたんですね。自分ではこのタイプの物書きだと思っています。

自分の意思や理性とは別個のところに“正解”が存在して、わたしはなるべくそれを忠実に描き出してやるのが役目、というか。なのでキャラクラーを先に創れないんです。話が決まった段階で彼らは存在しているものだし、たとえ最初にいなかったとしても場面で必要になったら自然と登場する。後付けで決めるのは名前とか好物とか。でも名前もなるべく“正解”のイメージを崩さないようことを優先しています。昔はこれでも意味とか由来とかも頑張って調べて付けてたんですけどね……

そんなこんなで難しいのが、故意にやりすぎると浮くけど、完全に理論抜きでやるとそれはそれで正解から遠ざかるというところ。一回流してみて、不自然な部分や不完全な部分を理論で繋いでいくのが今のところの最適解ですね。

……まぁそれで理論がうまく繋がらなくて数年ストップしている作品もありますけどね!


そんな具合なので、実はゲームシナリオは普段のわたしの創作とかなり勝手が異なります。

キャラありき、セリフありき、で話に肉を創らなければならない(圧倒的苦手分野ァ!)

実はエモルティアやあやかしあやしはメインシナリオの上がりが早かったんですが、これは森戸が自分で出した案だからですね。奴ら、元から“生きて”たので……

※ただそもそも苦手なサブシナリオは進んでないよ!

特に今回コンセプトが今までにないイメージで、かつ、わたしにとってまだ“生きて”ないキャラクターを動かす必要があったわけです。ものの見事に絶賛スランプ中でした。

しかしそういう部分こそ場数と腕の見せどころ。いざや書き始めたらなんとかなりました。いやぁ、よかった、よかった。


そんな苦労が詰まった今作ですが、ノベルゲームということもあってシナリオ・フルスロットルで参ります。

エモルティアと同等の全力投球、どうぞお楽しみに!


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