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黄金色の青春

こんばんは~

今回は「今更『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』初回プレイ記」になります。


ネタバレ有り、キャプチャ画像有りでガンガン語るので未プレイの方は自衛してね。





ペルソナ4 ザ・ゴールデン

言わずと知れたアトラスの『ペルソナ』シリーズ、その一作。

主人公である番長くんが「アトラスを10年支えた男」と呼ばれていたことは、未プレイの身でも存じ上げておりました。

※ちなみに「番長」というのは本当に番長なわけではなく、プレイヤーが任意で名付ける無名タイプの主人公のため初期ペルソナの見た目からつけられたあだ名です。


ペルソナ3にすっかり魅了されたわたしは、シリーズ続編であるP4G(ペルソナ4ザゴールデンの略称)も、ぜひプレイしたい!と思っていたものの、すでに時遅くプレイ可能なハードも入手困難な状況が長らく続いていました……steamはよくわからんし……

半ば諦め、配信サービスでアニメ版の内容を履修し、多くの先人たちのファンアートをもしゃもしゃ美味しくいただく日々……この時点でシナリオ上で知らないネタバレなどない……

そうして短くない月日が流れ……

訪れた機会、それがリマスター版のswitch移植!!


やった~! これでプレイできる!




いざ、八十稲羽へ!

両親の海外転勤に伴い、叔父である堂島に預けられることになった主人公は、堂島の住む八十稲羽に引っ越しすることに。

転校先の八十神高校では都市伝説のような噂話「マヨナカテレビ」が流行していた。

そこで起こる連続殺人事件。

――「マヨナカテレビ」が殺害予告となっているのでは?

後に相棒となる花村陽介が立てた予想と突如手に入れたテレビに入る能力に導かれ、主人公たちは、町を襲う殺人事件を独自に追うため「自称特別捜査隊」を結成し、真実を追い求めていく……というのが大筋の流れになります。



転入早々テレビの中に腕が入ってしまう珍事に見舞われたり、のどかな田舎町だったはずの八十稲羽で連続殺人事件が起きたり。

初っ端からなかなかハードな学生生活を送る模様。

しかしこの高校、癖つよ教師しかいねぇなぁ。


↑テレビに入った主人公を見て驚く陽介



時は少し遡り、八十稲羽の駅まで主人公を迎えに来た堂島は娘の菜々子を伴っていました。

菜々子は刑事をしている堂島にとっては死別した妻が残した一人娘です。


この菜々子がめちゃくちゃいい子で。

ホントいい子で。健気で。

もはやナナコンという言葉にも頷くしかない。


実はプレイする前までは(つまりアニメを見ている段階では)菜々子にそこまで強い印象はなかったんだけど、超序盤の心閉ざした菜々子の姿が痛ましくてそんなこと言ってられなくなっちゃった……


「出かけるの? 菜々子、るすばんできるよ」


寒々しい家。常にテレビのついた居間。不在がちな父親の影。諦めきった幼い少女。

いやもうこんな小さい子置いて出かけらんないって!

お願いだから菜々子と一緒に過ごさせてよォ~~~~!!!


しかし、いくらジタバタしてもシステムが変わるはずもなく……

そしてP3で時は待たないことを学んでいたわたしは泣く泣く仲間との絆を築きに出かけたのだった……


閑話休題。


とりあえずほぼすべてのネタバレを踏みきっているわたしは当然ながら菜々子生存ハッピーエンドを目指すべく、林間学校、夏祭り、海など、迸る青春の日々を送りながら、雪子、完二、りせ、クマ、直人のシャドウを倒し、順調に仲間を増やしていきます。

ちょくちょく顔を出す足立に「お前お前おまえ~~~!!!」と呪詛を吐いては構成の妙に唸ったり、シリーズとの類似点や引き継がれたモチーフに思いを馳せたりしながら。



↑満喫した夏の思い出




そして運命の11月……

いやもうホント、知ってるからこそ、正直、文化祭やってる心境じゃなかった。

ここからしばらくずっと苦しくて、つらくて、主人公たちが乗り越えられることを知っていても、霧に包まれたみたいに先が見えなくて、もがいても事態が好転していかなくて……

菜々子を救出しても晴れない霧はどんどん濃くなって、不安ばかり募っていって……

ずっと仲良くやってきた特捜隊のみんなが生田目をテレビに入れるかどうかで揉める場面なんか、陽介と対立しなきゃいけないの辛すぎた……

堂島の愛情や、陽介の覚悟が痛いほど深くて、全員がむき出しの心で叫んでいた。

今思い返しても、あの場所は異常だったな……


さて、事件の黒幕だった足立のダンジョン「禍津稲羽市・マガツマンダラ」

前半はカツカツで主人公以外全員戦闘不能(死屍累々すぎ)なんて状態だったのに、この頃は雨続きでレベル上がりまくりだったので楽々攻略できてしまったんですよね。

そんなだったから、とにかく早く菜々子を霧の影響下から抜け出させたかったのもあり、さっさと攻略したら勝手に年末まで日付が飛んだのは、忘れ得ない思い出ですね……


↑みんなで取り戻した青空



仲間とのコミュを優先し、マリーのコミュを上げなかったからか3月のイザナミ戦は起こらないままエンディング。個人的にMAXまで上げたかった正義、道化師、恋愛コミュMAXならずで、コミュ上げには悔いが残る結果となりました。

なお、MAXになったのは、魔術師、剛毅、女教皇、法王、戦車、愚者、星、刑死者、悪魔、審判、太陽、皇帝、月コミュ(掲載順はMAXになった順番)。

うーむ、正義と恋愛は9までいったんだけどなー!


ちなみに初回主人公の最終ステータスは「知識/生き字引」「伝達力/言霊使い」「勇気/豪傑」「根性/半端ない」と「寛容さ/菩薩級」でした。根性と寛容さだけ欠けた状態ですね。最初にMAXになったのは「知識」だったので早い段階で学年一位を取り始めたように思います。


ゲームの操作性やキャラクター、シナリオ、物語の構成、シリーズとの比較など、語りたいことは山ほどあるのですが、長くなりすぎるのでそれはまた次回。


2週目(ゆっくり予定)は、完璧超人を目指して頑張ります。



↑見送りに来てくれた仲間たち





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